エブリイのバックドアにインナーハンドルとオープンレバー(原状回復可)

DIY

どうも、最近DIYが熱いキュウです。今回は、数年前に大流行したエブリイのバックドアを内側から開く機構をDIYしたので、その備忘録です。実は、数年前にバイクのチョークレバーのワイヤーだけは買っていたのですが放置していたのです。今回、漸く日の目を見ることになりました(^^;)

構造

エブリイの内装を剥がしてバックドアの中を見ると、ハンドルレバーとドアの開閉ラッチがワイヤーでつながっています。レバーを引くとワイヤーが引っ張られ、その先につながったラッチが開きます(物理)。レバーを引いたままの状態で、人力でバックドアを開けます。高級車のような電磁ラッチや電動テールゲートはありません。

内側からバックドアを開ける改造をする場合は、大きくは2通りの方法があります。

  1. バックドアのラッチに既設のワイヤーと同じようにワイヤーで引っ張る機構を増設する。
  2. バックドアのハンドルレバーの裏側にハンドルレバーを引いた時と同じ動きをするプレートを増設する。

今回は1.の方法でDIYします。

設計と材料

ハンドル部

内側からドアを開け閉めするのでドアハンドルが必要です。容易に取り外しでき、完全な現状回復もできるようにG-Funで作成しました。

G-Funはホームセンターでは、だいたいイレクターパイプと並んで置かれているアルミフレーム組み立てシステムです。アルミなので軽量、いろいろなオプションパーツがあり組み合わせで様々なものができます。

今回は、ハンドルバーを長めにして、ドアを開けた状態でハンガーやランタンなどを掛けるような作りにしています。アイディア次第でバーに色々増設できると思います。

ラッチとチョークワイヤー部

ラッチに繋がっているワイヤーと同じ仕組みの部品が必要です。そして、バイクのチョークワイヤーがシンデレラフィットします。真似した人が多すぎてオリジナルはよくわかりませんが、これを発見した人は素晴らしいです。キャブ仕様のバイクの修理パーツなのですが、軽バンのバックドアの改造パーツとしての需要のほうが大きいのではないでしょうか。

完全な原状回復もできるように、ワイヤー端のタイコ部分をインシュロックでラッチに固定し、レバー端は車体に穴あけするのではなく、G-Funのハンドル部に固定します。

材料と道具

名称型番備考
GFun フレームS 600mmSGF-0043
GFun インナーキャップSSGF-0065x2
GFun ダブルコネクタ S-NSGF-0158x2
GFun GFSFコネクタN-SSGF-0190x2
六角穴付ボルトM6x15mmx2
補助金具黒L-40BM10ボルトとM4ボルトの穴があるL字金具
六角穴付ボルトM4x8mmx2?
GFun GFSFコネクタS-SSGF-0204x2?, クロスコネクタでもOKのはず
GFun ダブルコネクタSSGF-0049x2?
オートバイ用チョークワイヤーYamaha PW80用(長さ94cm)を購入
インシュロック(タイラップ)幅細と幅太。耐久性のある黒
針金
  • 六角レンチ(ボルト用)
  • メガネレンチ(ナット用)
  • クリップクランプツール
  • ペンチ・ニッパー
  • ドアストッパ

レンチのサイズは、購入したボルトやナットで確認してください。クリップクランプツールは内装のクリップを外す工具で、細くて強度がある金属製のものがよいです。支点になる部分は適宜養生してください。ドアストッパは、バックドアを少しだけ開けて保持する工具で、作業がやりやすくなります。

改造手順

1. チョークレバーの土台準備

下準備としてチョークレバーをG-Funのハンドルに取り付けるための土台から作ります。

土台はL字金具の大きい穴にチョークワイヤーを固定し、反対の辺の小さい穴にGFSFコネクターを付けます。コネクターは1つで済ませる予定だったのですが、強い力でレバーを引くので土台が動いてしまいました。安直にコネクターを2連にしました。クロスコネクタにすれば、チョークレバーと直角の位置関係になりコネクターが滑らないので、1つで済むかもしれません。

2. 内装の取り外し

内張りをクリップクランプツールで外します。クリップの真ん中を抉れば緩みますので、簡単に引き抜けます。

ラッチとレバーを覆うカバーがありますので、これもクリップクランプツールで外します。青いクリップが少しだけ見える箇所が左右に2か所あります。クリップクランプツールをできるだけ根本に差し込んでから、てこの原理で引き抜きます。初めて外す時は固めですが、ツールがあれば簡単と思います。

3. ラッチ部の改造

ラッチ部の動きをよく観察します。チョークワイヤーの方向や固定位置がよくないと遊びができてしまい、レバーを引いても遊び部分が動くだけでラッチが開きません。結構、シビアです。

既設のワイヤーとラッチが接続されている部分がありますので、その周囲をインシュロック(細)で緩く巻きます。チョークワイヤの端点にタイコが付いていますので、タイコとワイヤーを通し、ワイヤーが弓なりに引っ張り上げる感じになるようにケーブルの位置を整えます。滑らかにワイヤーが引かれるようにしてください。位置が決まったらインシュロックをきつく締めあげます。(赤○左)

次に、ワイヤーを引いた時に、黒いケーブルとワイヤーが綱引きするような感じになるように、黒いケーブルをバックドアに固定します。黒いケーブルの端点に金属管があり、そこからワイヤーが出ています。私の場合、その金属管の部分に針金を巻き付けて、近くにあったバックドアのコネクタ周りに固定しました。(緑○)

最後に、ワイヤーを引いた時に黒いケーブルが暴れないようにインシュロック(太)で既設のケーブルに固定します。(赤○右)

4. ハンドルの土台準備

下準備として、バックドアにハンドルバーを取り付けるための土台から作ります。

土台は50cmくらいの間隔になるように、内張りを外したクリップ穴を利用して取り付けます。内張りとコネクターを共締めするので少し難しいです。
まず、GFSFコネクターにボルトを通しておきます。ナットに養生テープを貼り付けてメガネレンチにセットしておきます。ナット→バックドアの穴→内張りの穴が一列になったのを確認します。

ボルト付きのコネクターを穴に通し、ナットに噛ませることができれば、あとはゆっくり締めあげます。2人でやると楽です。

反対側も同じように固定し、内張りの上側2か所がGFSFコネクターで止まった状態にします。

5. ハンドルとレバーの固定

ハンドルバーの両端にインナーキャップを付けます。ゴムハンマーでキャップを叩いて押し込みます。

ハンドルバーとバックドアをダブルコネクターS-Nで固定します。チョークワイヤーのL字金具とハンドルバーをダブルコネクターSで固定します。

ここで動作確認します。レバーを強く引き、ハンドルバーを押し上げます。

問題なければ、ラッチ周りのカバーを元に戻し、内張りのクリップを全て止めます。ハンドルバーのクリップが2つ余りますので大切に保管しましょう。

まとめ

G-Funは今回、初めて利用しましたが、武骨な感じがよいですね。純正オプションのバックドアインナーハンドルよりも便利で見栄えもよいと思います。つり革のようなものをつけてもよいと思います。

コネクターの高さが指を掛けるのにちょうどよい高さだったので、部品も少なくて済みました。既設の穴を利用してボルト締めるので、元に戻すのも簡単と思います。

エブリイは、車中泊もできる移動オフィスにしています。機会があれば、色々紹介して行きたいと思います。


ではまた。

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