こんにちは、コーヒー大好きなキュウです。今回は、とってもおいしいアイスコーヒーの作り方を、とっても丁寧にご紹介します。
いろいろなアイスコーヒー
家庭で作るアイスコーヒーというと、ホットコーヒーを濃いめに淹れて氷で冷やしたり、麦茶のような水出しコーヒーバッグを使ったりしている人が多いのではないでしょうか。
私もホットコーヒーはペーパードリップ派なので、以前は、濃いめのホットコーヒーをハンドドリップして作り、氷を入れて飲んでいました。でも、これだと、あまり冷えていないし、ちょっと薄いし、コーヒー豆の油分が気になるんですよね。
おいしいアイスコーヒーってやっぱり、氷を入れても薄く感じなくて、油分ないスッキリした味わいのコーヒーだと思うんです。
この条件でいろいろ調べたところ、ポタポタと水滴を落としながらドリップする滴下式のウォータードリッパーというのを知りました。でも、本格的な滴下式の器具は、SNS映え?しますが、価格も高価ですし、置き場所に困るくらい巨大です。
家庭用のウオータードリッパー
そんな時に、iwakiのウォータードリップコーヒーサーバーを見つけて購入しました。もう、かなり昔に買ったのですが、毎年、夏になると愛用しています。滴下式でポタポタと水が落ちてきてゆっくり抽出するので、とっても雑味が少ない澄んだ味わいの濃ゆいアイスコーヒーができるんです。時間は掛かりますが、一晩で寝ている間に作ればよいですしね。
この器具は、本格的なアイスコーヒーが作れるのはよいのですが、欠点は滴下量の調整ができないところ。でも、使い慣れれば、誰でもおいしいアイスコーヒーが作れると思います。ということで、以下に基本的な使い方やコツのようなものを紹介します。
滴下式ウォータードリッパーでおいしく淹れるコツ
コーヒー豆を買い、お店で挽いてもらう
コーヒーの味は、コーヒー豆の値段で80%は決まります。そこそこのお値段の豆を選びましょう。あと、自宅で豆をミルするのもよいですが、家庭用のミルだと、どうしても微粉や渋皮が混ざってしまいます。なので、お店の業務用の機械で挽いてもらうのがよいと思います。
専門店では量り売りもしているので、最初はお試しで少しだけ買えるのもよいと思います。自分は、入手しやすく品質が安定しているスターバックスで購入しています。グラインドは5番を指定して挽いてもらいます。通常、高圧のスチームで抽出するエスプレッソ用が3番、ハンドドリップ用は7番なので、ちょうどその間くらいの細かさになります。
iwakiのウォータードリップサーバーのフィルターと滴下量が決まっているので、豆の細かさで調整しないとなりません。エスプレッソ用の3番だと、細かすぎて粉が泥沼のようになり、水が浸透せずに上からあふれることがあります。ドリップ用の7番だと、粗すぎるとて水が直ぐに落ちてしまい薄いコーヒーになります。
コーヒー豆を適度に湿らせる
まずは、豆を正味40g入れます。内側に線があるので、線を超えて入れすぎないように注意です。
ちょっと、トントンして均した後、真ん中に少し窪みを作って水を40ml入れます。最初に大さじ2杯、15ml×2回を投入し、少し浸透するまで待ちます。
ここで軽く耕すように豆を混ぜ混ぜします。自分は、フィルターを傷めないように百円ショップで買った竹製のマドラーを使用しています。さらに10mlの水を追加します。
マドラーを使って、フィルター付近の底から上下を入れ替えるように混ぜ混ぜします。乾いた豆が、全体に湿り気を帯びた豆になるまでします。多少のムラはよいですが、乾いた部分があると、滴下した水がコーヒー豆全体に広がっていかず、薄いコーヒーになります。
水をセットする
水タンクの点滴ノズル部分は、とても微細な穴なので、ほこり等で直ぐに詰まってしまいます。耐水性のティッシュで楊枝の先の形状のコヨリを作ってノズルのおしりの方からツンツンします。自分はさらにエアーダスターを吹きかけてか、水タンクに水をセットします。ポタっポタっと水が落ちてくるのを確認します。
基本、そのまま、放置でよいですが、自分はしばらく様子を見てから、器具ごと冷蔵庫に入れて一晩おきます。
水タンクの水が無くなったら完成です。
お勧めの飲み方
たっぷりの氷を入れてアイスコーヒーもよいですが、お勧めは、牛乳を入れてアイスカフェオレです。非常に濃いコーヒーなので、アイスカフェラテのような濃いコーヒー牛乳になります。
お手入れと保管
フィルターのメッシュは使っていくと目詰まりしていきます。私は、お湯につけた後、メラミンスポンジを使っています。メラミンスポンジで、数回、優しくなでなですると綺麗になります。メラミンスポンジは、少なからずフィルターにダメージがあるかもしれませんので自己責任でお願いします。あとは、時々、キッチン泡ハイターを使うとかなり復活します。こちらもフィルターにダメージがあるかもしれませんので自己責任でお願いします。
まとめ
おいしいアイスコーヒーを作るポイントです。
- 滴下式のウォータードリッパーを使う。
- できるだけ高級な豆を使う。
- コーヒー豆は、器具に合わせた細かさと湿り気にする。
参考になったでしょうか。ではまた。